9月に入って、まだ暑い日が続いていますが、吹き抜ける風に秋の気配を感じます。新型コロナウイルス感染は、まだ当分収まりそうにもないけれど、なんだか毎日200人超えとか聞いても、その数字に慣れてきてしまい、どこに行っても手の除菌をしてマスクをする日常が、ごく普通になっていることが、いいのか悪いのか。 そんな中、今年も台風が発生してきています。昨年のように大型の台風が東京にもくるのでしょうか。人間て頭では台風や地震などの災害がいつ自分の身にふりかかってもおかしくはないとわかっていても、その一方で、自分は大丈夫なんじゃないか、今まで何十年も大丈夫だったんだから今度もきっとなんとかなるんじゃないかって、思ってしまいます(思いたいんですね)。 

不測の事態に備えることはとても大事です。例えば遺言もそうです。 自分はまだまだ健康だし、頭もしっかりしているから、もっと衰えを感じたら遺言書でも書こうかと思っている方は多いと思います。でも、自分の財産をすべて洗い出して、それを誰に遺すのかを決める作業は、心身ともに元気でしっかりしているうちでないと、けっこう大変です。

なので、できるだけ元気なうちに考えてみる事をおすすめします。まずはエンディングノートから始めてみてもいいのではないでしょうか。自分の今までの人生を振り返りつつ、これからの人生をどう過ごしていくのかを考えてみるいい機会になると思います。